今週の根尾昴(ねおあきら)
2月24日 オープン戦 対楽天
4回 67球 1失点 5被安打 2四球
テレビでは観れなかったのでネットであがっているダイジェストやプロ野球速報のアプリで内容を確認した。
初回にいきなりヒットを打たれ4番浅村にタイムリーを許したが1失点で踏みとどまる。その後ヒットを4本打たれているが、無失点で抑えた。
ファウルを除くストライクの球が11球でそのうち空振りをとれた球が1球だけだった。ボール球も多かった。あまり調子がよくなかったのかなあ。フォークも見極められている感じがするし。
それでも1失点で抑えたのはさすがだと思う。
根尾くんファンの身としてはこれからの活躍に期待したい。
いきなり野球選手の成績と感想を書いていて戸惑った方もいらっしゃることだと思う。
野球に興味がない人には申し訳ないが、これからプロ野球シーズンが始まっていくのである選手の追っかけをこのブログでしたいと思う。(ブログのネタも埋まるし)
その1人がプロ野球球団中日ドラゴンズ所属の根尾昴(ねおあきら)選手だ。
根尾選手は2018年に野手としてプロ入りしたが、結果が出ず2022年途中から投手になった。野手から投手、投手から野手に変更した選手はいるがシーズン中に変更した選手は私が知る限り根尾選手がはじめてだ。とても勇気がいる決断だし覚悟をしたんだと思う。
根尾選手は言い方が悪くなってしまうが言ってしまえばスーパーエリートだ。
両親は医者で兄弟も医療関係者。当人も成績がよく、高校では野球部ではただ1人の成績最上位クラス。
陸上競技でも全国大会に出場し、スキーでも全国優勝を果たしている。
高校も甲子園3大会連続連覇。
あと、性格がかなりいい。上品だし礼儀正しい。素直である。愛嬌がある。
本人の努力によるものだし失礼だからこんな言葉使うのは好きじゃないけど、それでも私とは住んでいる世界が違うのだなと思ってしまう。
そんな彼がプロの壁にぶち当たった。野手から投手への変更というのは、厳しい言い方だと野手としてはこの先戦っていけないと烙印を押されたものだ。
彼は素直であるがゆえに多くのコーチやOBの助言を聞き入れてしまっているのではないかと聞いたことがある。プロであれば少し非情かもしれないが、自分に合わない指導はばっさり切り捨てて自分のためになることを選択しなければならないらしい。上のご機嫌取りをすることではなく結果を残すことが大事であるから。
この事実は彼にとってはじめての挫折だろうか。私は所詮ネットの記事やWikipediaの情報しか見ていない。彼の人生を知っているわけではない。もしかしたら記録には残っていないたくさんの挫折をして、そのたびに乗り越えているのではないか。記事なんて基本実績しか書かないし。
もしかしたら去年の投手変更も彼にとっては数多の挫折の一つとしか思っていないのだろうか。意外とそんなに深刻に思っていなかったり。
と思ったが去年の記事で結構悩んでいたと聞いたような気がするし。
どちらにせよ、いちファンとしてはただただ見守りたい。