人生模索中日記

人生後ろ向きに生きることも大事

自分の生活スタイル

勤め先に若い女性がいる。

正社員は分からないが、非正規で現場に入っている人たちは40~60代が多い。

同僚との会話でその人の話題になり同僚が

「若いんだからこんなところで働いているのはもったいないよなあ」

と言った。私も

「もっといいところ探せそうですよね」

と何気なく返した。特に考えることなく、会話の流れを途切れさせないようにするために出た言葉だ。

言ってから気づいた。自分も言われ続けてきたなあと。

 

新卒で入った会社は自分に向いていなかった。自分自身と向き合わずただ世間体と親の機嫌ばかりみていた私は、長く安定して働けそうなところを選んだ。5年以上働いたけれど周りと視えない壁に隔たりを感じて居心地が悪かったし、仕事にも集中出来なくなった。前々から薄々気づいていたけど、頻繁に人と話す機会がある仕事は向いていないなあと感じていた。

その会社をやめて次に入った会社は同僚の平均年齢が一気にあがった。

若い人がいることが珍しく「こんなところにいるべきではないよ」と何回も言われた。

もちろん悪気はないし心配をしてのこその発言だと思う。

実際何度も相談にのってもらったしとても感謝している。(そういえば次の仕事が見つかったら連絡くれよ~と言ってたけどまだしてないや)

自分自身と何度も向き合って長い時間考えた結果、今の仕事、生活スタイルを選択したつもりだ。

 

その人も何か事情があって今の仕事をしているのかもしれない。

その人の目の前で言ったわけではないけど、責任が持てないなら軽々しくそういった言葉を発してはいけないなと感じた。

まあそんなに相手に気を遣ってしまうと何も会話できなくなってしまうのだが…。難しいなあ、会話って。

 

 

逆に言えば、相手はそこまで深く考えないで発言しているのなら自分が言われても軽く受け流せばいいのかな。