人生模索中日記

人生後ろ向きに生きることも大事

真面目は悪いことなのか

真面目である。

ということがマイナスにとらわれているような気がする今日この頃。

真面目な人ほど損をするとよく言われるし、真面目系クズという言葉もある(これは真面目とは少し意味が違うが)。

ちょっとマニアックな話しになるが、ポケモンのゲームでも各モンスターに性格があって真面目な性格は能力があまりよろしくないのだ。

学生時代までは通信簿や内申点など真面目が重きに置かれていたのに、社会人になったらあまり役に立たない。(あくまでも私個人の意見だが)

真面目とは何か。色々気になって真面目という言葉が頭から離れなくなってしまったので調べてみた。

予想通り真面目に対してマイナスなイメージの記事が多かった。

なかでも自分にクリティカルヒットする記事があったので、自分の言葉で言い換えて書こうと思う。

 

「真面目」な人とは言い換えると「優しい」、「手伝ってくれる」人である。周りの評価を気にしてどの意見にも完ぺきに答えようとし結果心身ともに疲弊してしまう。

言葉を変えると「自分のキャパを正確に把握できていない仕事の遅い都合のいい人」。

つまるところ仕事はできないが「真面目だから」というフィルターをかけられているので哀れみから評価を下げづらいだけである。

文章を自分の言葉に変えたから分かりづらいが、こういうことだそうだ。

 

いや~これがチクチク言葉ってやつですか~ ささるわあ。

書いたやつ性格悪いだろ。

 

まあでもその通りだと思う。私自身も仕事ができないからこそ頼まれてきたことをがむしゃらにこなしてきたわけだし。一生懸命やってますアピールをして評価を得ようとしていたのは事実だ。

真面目に救いはないのか。

まああえて真面目を悪く捉えている記事(ブログ?)を切り抜いたわけで、プラスのイメージで捉えている記事も幾つかある。しかし、結局はどれも自己犠牲せず自分に優しくしようねに帰結している。

そのなかで私の心に響いたのが真面目か不真面目かの違いは罪悪感があるか無いかの違いだということだ。それが正しいかは分からないが妙に納得させられた。確かに社員時代、従業員に残業をさせることができず自分が引き受けることがあった。上司は当日に残業はおろか出勤もするように連絡することがあった。しかも仕事なんだからしょうがないだろうと高圧的に。この人は罪悪感というものがないのだろうかと思っていた。

その上司が不真面目かといわれると、それもちょっと違う気がするが。

罪悪感は今までの環境で心身に染み込んでしまっているから、今更無くすことは出来ないだろう。となると真面目な性格も変えられないだろう。

そういえば母がよく父にお父さんは真面目だもんねえと言っていた。幼かった私は良い意味で捉えていたが、今思えば嫌みだったかもしれない。確かに融通がきかないことがあるが。そんな父の血を受け継いでいるのだろう。

うまく真面目さと付き合っていくしかないよね。

 

以上、真面目について真面目に考えてみた。